紫外線・可視光遮光塗料
1.国内初紫外線カット380nmを超え500nmを達成
下記表は平板ガラス(スライドガラスt1.3㎜)と、同じく平板ガラスに弊社で開発した紫外線遮光
塗料をコーティングし、それぞれの平板ガラスに紫外線を照射して得られた透過データです。
平板ガラスでは全て紫外線を透過しているのに対して、紫外線遮光塗料をコーティングした
平板ガラスでは、紫外線領域である10nm~380nm間の波長を100%遮光することができ可視光
領域の500nmまで遮光することができています。
[可視光領域 500nmまで遮光が可能]
独立地方行政法人東京都立産業技術研究センター透過率試験評価による。
紫外線・赤外線カット塗料
1. 紫外線カット効果について
下記グラフ(グラフA)は一般で市販されている平板ガラス(ソーダーガラス t=2mm)と同じく、
平板ガラスに弊社で開発された塗料(US-B塗料)をコーティングし、
それぞれの平板ガラスに紫外線を照射して得られた透過データである。
このグラフからも分かるように、平板ガラスは全ての紫外線を透過しているのに対して、
紫外線カット塗料(US-B塗料)をコーティングした平板ガラスでは、紫外線領域である10[nm]~380[nm]間の波長を99%遮光しております。
その他効果について
- 退色防止効果
- カラーバリエーション効果
窓ガラスより入射している人体に有害な紫外線を約99%カットしているので、 人体の保護に役立ちまた、室内のカーテンや家具等の色あせ・変色・劣化を防ぎます。
これまでの試薬ビンは「焦げ茶」と言う概念をこの際捨てて下さい。
弊社の開発した紫外線カット塗料(USシリーズ)の色調は現在までで、青・緑・ピンク・オレンジ・黄の5色が完成しています。
色彩は全色共に透明感があり、ビンの中まで透過出来ます。
弊社塗料(USシリーズ)がコーティングされている窓ガラスにすると少しお洒落なガラスとしても使用できます。
2. 赤外線カット効果について
・右記グラフ(グラフⅠ)は、現状での赤外線透過率測定結果です。
現状では、赤外線領域800[nm]〜1800[nm]にて遮光効果が若干弱く赤外線が透過していますが、
今後、弊社での目標値として、赤外線透過率82%以上とし更に精度の高いものを目指しています。
・上記グラフより、USI001塗料は少し透明性があり、白濁した薄い青色となっており、可視光領域が85%以上であることが分かります。
・また、USZ-010とUSZ-020塗料は、青色を帯びた曇りガラスの様な仕様となっています。
曇りガラス風でセキュリティー面でも活躍が期待できます。